推薦の言葉 & はじめに & あとがき ( 7.13/2006 )
推薦の言葉 & はじめに & あとがき


■推薦の言葉

大きな働きを興すためによくよくあなたがたに言っておく。わたしを信じる者は、またわたしのしているわざをするであろう。そればかりか、もっと大きいわざをするであろう。わたしが父のみもとに行くからである。(ヨハネによる福音書14章12節)

教職者のタイプに3通りの型があると思う。

1、何もしないが、その人が、そこにおるだけで人々に安心をあたえている人。つまり、存在そのものに価値のある人。
2、理論と実践を教えて、人々に行動させている人、いわば、教師タイプの人。
3、実践して、大きな業を興してゆく人、働きの人、活動家である。

横田先生は、まさに、働きの人である。このような肩書きがふさわしい。次々と何かを行い、人々が言うだけで、実践出来なかったことを成就してゆくのである。福岡に遣わされて何年もたたないうちに、あれよあれよと言うまに、会堂を2回も建て、その上に、建てなおし、建てなおしをした。不思議な人である。横田先生が働きの人となったきっかけは、福岡派遣の時にあったと思われる。当時、教団の伝道局長をしていた私は、横田先生を福岡の働きに選んだ。

「3年間は生活費、伝道費を全面的に援助する、君やってくれるか」

「長島先生、日本の伝道のパーセンテージを見ると、求道者50人集めて伝道すれば、信者になるのは、そのうち1人ぐらいです。とても3年では出来ません」

「横田君、それなら求道者50人集める特伝を1年に10回やれば、10人の信者を得るではないか、3年で、30人の信者を得ることが出来る。」

横田先生は、少し考えていたが「先生やりましょう」。こうして福岡開拓の口火を切ったのである。実に、主のために大きな業を行う人が誕生したのである。

「わたしを愛する者は、私の父に愛されるであろう。わたしもその人を愛し、その人にわたし自身をあらわすであろう。」 (ヨハネ14・21)

彼の早天祈祷のメッセージを聞きながら、横田先生の実践力の秘密が、わかったような気がした。主を愛するゆえに主に愛される。それゆえに、主は彼に働きをゆだねているのである。きっと、神様は、九州を彼にあたえているに相違ない。この度、横田先生の説教集が世に出ることになった。この説教集を通して、主のために何ごとか、大きな働きを起こす人々が世に出ることを期待するのである。

1983年8月30日

岡山神の国教会 牧師 長 島 幸 雄



■はじめに

この度、説教集「力の源泉」を出版することになり、神様に心から感謝しています。昨年、10年来愛し、礼拝の場として用いてきました油山シャローム礼拝堂を増改築いたしました。2階建、150名収容のものが、4階建、350名収容の礼拝堂になりました。この神の恵みを感謝し、その恵みの記念に説教集の出版をとの信徒の声があり、福岡教会での奉仕の一区切りとしてその恵みをまとめることにいたしました。

特にこの度は、他教会での修養会メッセージを中心に編集いたしました。何分、テープからのものですので、大変な労をかけました。小倉教会の福本行宏先生をはじめ、福岡教会の兄姉がそれぞれ一本、二本と受け持ち、清書し、編集、校正するという奉仕をして下さいました。献身的な兄姉の労がなければ、とうてい今日のような形で出版は出来なかったことでしょう。心より感謝いたします。

この小著を通して、1人でも多くの兄姉が、、神の愛と恵みにあずかり、神への奉仕と生活が新しくされるならば感謝です。

「力の源泉」出版のため聖恵印刷吉田龍昭兄の並々ならぬ熱意を感謝いたします。

最後に、尊敬する恩師長島幸雄先生の、身にあまる推薦のおことばをいただきましたことを心から御礼申し上げます。先生には、福岡教会の開拓伝道時代からご指導をいただきました。ある時は、博多の町を太鼓をたたいての路傍案内に同行して下さったことも、忘れられない一つの想い出です。

当初、1982年11月出版の予定でしたので、御予約いただいた方々には大変失礼いたしました。そのため、今年の説教4編を新しく加えさせていただきました。つづいて、主の教会の忠実な奉仕者として、その奉仕が全うされますよう御加祷をお願い申し上げます。

1983年9月  祈りつつ 油山にて

横 田 武 幸



■第2版序文

今年7月、神学校でのセミナーが終わって帰宅すると、電話が鳴りつづけていました。急いでとると、岡山より10度目の電話でした。その方は岡山のある病院の貸し出し図書の中で『力の源泉』を見つけ、それを読んで感動し、自分も是非それを購入して、知人たちに贈りたいとのことでした。

『力の源泉』は14年前、油山シャローム・チャペルを大増改築した記念に出版したものです。ある友人の牧師は、開拓伝道に励んでいる後輩のためにクリスマスプレゼントとして贈りたいと言って、多くの部数を注文して下さったり、大先輩のある老牧師は、お読み下さった直後に、喜びと激励の電話をくださったことを、今も印象深く覚えております。第1版は1200部程でしたが、発売後すぐ売り切れになり、その後キリスト教書店からたびたび再版のお勧めをいただきましたが、多忙と気恥ずかしさもあって今日に至りました。しかし、本書にある神様の恵みのメッセージが、今日も、兄弟姉妹の信仰を励まし、読む人びとに希望と霊的祝福を与えうるのであればと、まことに貧しい拙著ですが、主の手に捧げ、新しく2編を加えて、再版することに致しました。この小さな説教集を通して、読者の皆様の上に、主の慰めと励ましとが与えられますようお祈り申し上げます。
    
1997年クリスマスを前にして  油山シャロームチャペルにて

横 田  武 幸



■あとがき

14年の時の流れの中にも、主の恩寵は溢れ、小さいわたしたちの教会も成長をつづけ、祈っていた九州にも、11の教団の教会が摂理のうちに生まれ、教区も設立されました。また、メッセージに出てきた3人の子供達も、恵みのうちに成長し、2人は牧師夫人として、長男は伝道師として、それぞれ主にお仕えしています。わたしも主の憐れみにより、1993年3月より今年3月まで、日本イエス・キリスト教団委員長の任務を全うすることができました。その間副牧師の加藤郁生先生をはじめ多くの兄姉の熱い祈りと支援があったことに心からのお礼を申し上げたいと思います。また今回の再版に際して、聖恵印刷が多大な労をとって下さったことにも、お礼を申し上げます。5つのパンと2匹の魚にも及ばない、無学な小さな私たち夫婦を、このようにお使い下さり、「わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」との御言葉を実現してくださっている主に、心からの感謝をささげつつ、あとがきとさせていただきます。


1、力の源泉 1975年8月香登修養会にて
2、わが助け 1976年8月同右
3、永遠の聖霊によって 1977年8月同右
4、福音に燃えよ 1978年8月同右
5、末広がりの恩寵 1979年8月同右
6、諸部族の長ではありませんか 1980年8月同右
7、愛する者への神の応答 1982年8月同右
8、神に喜ばれる信仰 1979年2月 全4国クリスチャン修養会にて
9、わたしは福音を恥としない 1979年2月同右
10、十字架の言 1979年10月 九州聖会にて
11、わたしを強くして下さる方 1978年1月 福岡教会元旦礼拝にて
12、回復と激励 1980年1月同右
13、拡大されたビジョン 1981年1月同右
14、子女達の信仰継承 1982年1月同右
15、天を思う生涯 1983年8月香登修養会にて
16、彼に信頼する者は 1991年12月号「恵の雨」より
17、火の城壁 1994年2月 日本ケズィックコンベンション早天聖会より



■著者略歴

1934年8月香川県善通寺市に生れる。1959年関西聖書神学校卒業後、母教会日本イエス・キリスト教団高松新生教会に奉仕する。その間、郷里善通寺市での開拓伝道に従事する。1963年2月より、日本イエス・キリスト教団福岡教会牧師となり今日まで、開拓伝道と牧会の奉仕をする。また1993年3月より1997年3月まで教団委員長として奉仕にあたる。現在、関西聖書神学校理事、九州ケズイックコンベンション委員長、九州宣教協力会会長として奉仕中。

昭和59年7月20日 初版発行  平成9年12月25日2版発行



■定価   2,100円(本体2,000円)

■印刷所  聖恵印刷  TEL 092(531)7757

■著作元  日本イエス・キリスト教団 福岡教会

■発行所  シャロームチャペル出版会
 〒814-0155  福岡市城南区東油山6-15-9 TEL 092(873)6230

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